本日、地元樽平酒造さんの蔵見学にやってまいりました。
この時期はまさに仕込みの最盛期
たくさんの職人さんたちが慌しく作業を進めています。
今回見せていただいたのは、製麹室での「麹」作りの作業
この製麹室は一般の方は入れません。
特別に中に入れてもらいました。
この製麹室内の温度はおよそ30度
暑いので職人さんたちは上半身裸での作業です。
麹作りの作業は数時間おきに行われるため、
夜通しの作業になるそうです。
酒造りって大変なんですね。
酒を飲む時は職人さんたちの努力に敬意を払って飲みましょう。
もう1箇所見せてもらったのは「酒母」作りの作業
この「酒母」はその名の通り酒の元となるもので、
酒母(?)は、麹、仕込み水、蒸米を混ぜた状態で酵母を加え培養したものです。
樽平酒造さんでは、この酒母を作る際
「木暖気(きだき)」という樽を使用します。
樽の中にお湯を入れて温めるのですが、
今ではステンレスの樽を使用する蔵元が多い中
樽平さんでは今でも昔ながらの木の樽を使っています。
ステンレスの物よりやわらかく熱が伝わるのだそうです。
この後、酒母と麹をもろみタンクに入れて
「添え仕込み」というメインの作業になります。
いや〜酒造りって本当に大変な作業なんですね。
でも、この職人さんたちの苦労があって私たちはおいしいお酒が飲めるんですね!(^^)!